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本日、久々に両親と共に中華街へ赴く。
通常通り慌ただしく到着し、軽く下見をして価格チェック。
本日の昼食はチャーシューの美味しい『金陵酒家』にて。(写真)
メニューをじっくり見る暇も無く、壁のオススメメニューから父がチョイス。
“蒸しバラ肉”“揚げワンタンの甘酢がけ”“麻婆豆腐”“チャーハン”
「何処行っても、麻婆豆腐を頼むんだから!」という母のクレームで、お店の方のオススメ、
“牡蠣の香味炒め”に変更。私は、絡んでも仕方がないので、無言。
3人で食べるには結構なボリュームで、味は格別という訳ではないが、安心して無難に食べられる。
“蒸しバラ肉”は、私のお気に入りでもあり、カリッと焼いた皮の部分が美味しい。
“揚げワンタン甘酢かけ”は、おそらく酢豚も同じ味なんだろう。ワンタンに包まった海老と白身のすり身が嬉しい。
“牡蠣の香味炒め”牡蠣もりもりで、他は葱とニンニク、生姜のぶつ切りが。
ジャスミン茶をがぶ飲みして、『金陵酒家』を後にし、下見チェックした店で買い物。
せいろを欲しがる父を母がどうにか止め、私が合羽橋の方が安いと横やりを入れつつ、
本日の私のお目当て、中華鍋をゲット。片手鍋だと安定が悪いので両手タイプの物を購入。
「使い始めの前処理わかるの!?」と、母が野暮な質問。一応、プロですから……
“ささら”と、最近手作り餃子にはまり始めたので、“餃子麺棒”も。
あとは食料も調達。
中華街は楽しい。あれやこれやとついつい買い物が増えてしまう。もっとのんびり回りたい所だが、
やはり、父と一緒だとそうも行かないらしい。
本日の中華街滞在時間2時間。
鍋で思い出に残ることがある。
気難しい祖父の食事は隠居生活のリズムを整える為に、時間厳守であった。
朝ー8時、昼ー13時。
おやつを食べ続けようやく夕飯7時。
その日は母の仕事が長引いてやや遅れ気味であった。
夕飯は祖父のみ祖父の大好物、“すき焼き”。
急げば急ぐほど、要領の悪い母がどたばた支度をしていた。
子供たちは帰りがバラバラなので別メニューが常で、
たまたま、早く帰宅した私は、ちょっと羨ましく思いながら、
傍らで手伝い、ホットプレートの鍋に材料を並べていた。
そのとき突然、視界から鍋が消えた。
えっ、と思った瞬間、次に見たのはひっくり返った鍋と、
コードに足を引っかけて、失態をおかした母の表情。
私は祖父の怒りの恐ろしさを思い、どうすべきか言葉を失った。
どうしよう、どうしよう、とオロオロする母。
二階で、すき焼きを楽しみに待つ祖父。
一瞬の動揺の後、母が突然、床にぶちまけた肉や野菜を、再び鍋に並べだしたのだ。
さすがの私もその行動に驚き、
「どうするの、それ?」とおそるおそる尋ねた。
一番聞きたくない答えが母の口から発せられた。
「上の方なら大丈夫よ。」と。
半分自分に言い聞かせるように。。。
母の決意は固く思え、否定することもできなかった。
あの日、美味しそうにすき焼きをほおばる祖父の顔を一生忘れない。
今は亡き、祖父に贈る言葉『知らぬが仏』
寒さがみに染みてくると、我が家の鍋を思い出す。
ただ、私が思い出される鍋への思いは、鍋で温まりたいとか、
幸福な家族団欒ではない。
もちろん、冬場になると一般家庭並に鍋の回数は増えるのだが。
父が大の鍋奉行なのである。
会社の出張で行った先々のご当地鍋を自宅で再現したがる。
北は北海道の石狩鍋、きりたんぽ鍋、はたはた鍋、牡蠣の土手鍋、ハリハリ鍋…
もちろん、すき焼きや水炊き、湯豆腐も含め、外での味を家庭で再現しなくてはならない。
父は得意げに母を連れ立って、玉川高島屋のショッピングセンターへ
材料の買い出しへ向かう。
帰宅後の母は父の記憶の中にしかない、御当地鍋を再現するために、
あれやこれやと調べて、材料の仕込みに追われる。
しかし、もっと大変なことがある。
兄が、大の鍋嫌いであることだ。一つの鍋をみんなでつついて食べるのが
苦手なのだ。その上、父が食事の前後、あれやこれやとかなりうるさい。
材料の切り方だの、味付けだのこれが違うとか、
これはこうとうんちくをふまえ、旨いだろ、旨いだろと
“美味しい”という言葉を、強要するのだ。
もともと声の大きい父は、普通に話しているだけで怒鳴っているようなのに、
鍋の時のそのせわしなさといったら。
ほとんどの場合、途中で兄が切れる。父も不機嫌になる。
最終的に食事中に兄が部屋にこもってしまうことが多い。
私と母はO型故に、この二人の仲裁に入ろうと四苦八苦して、
心身共に消耗してしまう。
鍋に関して思い出されることは、父のニヤニヤした得意げな表情と、
兄の不機嫌な表情。面倒くさくて、あきれた母の顔。
そんな風に思い出される光景は、けっして穏やかではないのだが、
何故か実家での鍋が恋しくなる。
何故だろう。
きっと、その混乱の中にも、風間家なりの家族の団欒が含まれているのであろうか。
秋になると思い出される光景がある。
世田谷の桜新町をお洒落な高級住宅街と思っている方が多いようだが、
戦後間もなく、住み着いた我が家族は金持ちでも、お洒落でも無い。
高級住宅外でお金持ちを横目に育った。
子供の頃は、食べられそうな木の実(あけび、木いちご、椎の実)などを
他家の庭から調達して、おやつ代わりに食べていた。
木いちごはジャムにしたり、椎の実は煎って食べたり。
一番印象に残っているのは、
姉といとこ姉妹2人と計4人で連れ立って近所の畑へと出かけて、
畑の垣根に自生している、“むかご”を摘みに行く。
普段は喧嘩が絶えない女4人だが、この時ばかりは、いつにも増して仲良く、
ツルに実った小指の頭程の実を摘んだ。
大きいのだとか、形が変なのだとかを見せっこしながら、袋イッパイに詰め込んだ。
それらを家に持ち帰り、良く洗って空煎りし、塩で味付けThat's allである。
シンプルで楽しくて美味しいおやつだった
日曜日。
父の休日は慌ただしい。
車に園芸、写真に音楽あと買い物。
多趣味で凝り性な彼は、早い時間から買い物へ。
先ずは、成城の日用大工センターで、カー用品。
次に多摩堤通りを通って、園芸用品屋さんへ。
気が向いて付いていった私は、少しでも離れると、
大声で“あきこ!!”と呼ばれるので、付っきりで楽しく無い。
で、玉川高島屋のショッピングセンターに入る。
どこそこへ持参する手土産を買いに
駐車場代を気にしながら、カメラ屋をちょこっと覗いて、
地下の専門店街で、東京土産なのに何故か決まって、板角のゆかり(愛知名産)を購入。
もちろん、毎回試食。
で、食料品売り場を一周して、試食をしながらお惣菜などを買う。
母に電話して、“お母さん、レタスはあったけ!?”と確認。
明治屋でレタスと変な味の輸入菓子をゲット。
ポンパドールでバケットと朝食用パン(自分の分だけ)を調達。
“帰ろう”と帰路につく頃、ちょうど昼時。
父は、最後にKFCにてフライドチキンを購入。
家に付くと母親がテーブルの上にお皿とフォーク、パン切り包丁にまな板を用意して待っている。
ケンタッキーのフライドチキンと、
お惣菜のポテトサラダにスパイスの効いたサラミソーセージ。
山盛りのサラダにバッケット。
各々が自分の食べたい分だけ好きな厚さでバケットを切って食べる。
厚く切ってかぶりついたり、薄く切ってサンドイッチにしたり…
何故かいつもよりゆったりと食べた。
日曜の嬉しい昼食。
一仕事終えた後の美味しい昼食。
父は食べ終えるとすぐに、本日ゲットした変な味の輸入菓子の袋を抱えて
床に寝そべって、テレビを観ながら、くちゃくちゃ食べはじめる。
と思った矢先に、イビキをかいていたかと思ったら、
起き出して、植木の世話やら、車の掃除やら。
何とも落ち着かない。
遊んでもらった記憶はないが、こんな父を見ているのは嫌いでは無い。
今日は、久々に実家に帰った。
サザエさんの街。桜新町。
しつこい程に、サザエさんのイラストで溢れた商店街は完全に整備され、
いまやお魚加えたドラ猫も、裸足で駆けってくサザエさんの見る影もない。
母は嬉しそうに、夕飯はどこで?と、寿司か鰻かと(また、見栄を張って…)
勧めてくれたのだが、家から出るのが億劫なのと、金額を気にしなくて良いという理由から、
今日はあり合わせで家で食事ということに。
普段から、外食か自分の作った料理しか食べることが無いので、
黙っていても出て来る人の料理が、すっごく恋しくなる。
大抵、友人宅に訪問しても、私が料理を作っている人間だから躊躇するのか、
あまり手料理を食べさせてくれない。もしくは、作らされることが多い。
うたた寝をしていた耳に、“御飯出来たわよ〜”なんて声がして、大感動。
で、メニューが凄い。
金目鯛の干物、白菜塩コショウ炒め(白菜とベーコンのみ!!)、
納豆、もずく酢、白菜漬け、昆布の佃煮、大根の味噌汁、御飯。
白菜炒めと、味噌汁以外のおかずはすべて市販のもの。御飯は昨夜の残り。
最近、あまり食欲がなかったが、
“白菜炒めの味の無さが旨いね〜”(母苦笑)と言い、ガツガツとほとんど1人で食べてしまった。
家でしか食べられない食事。
こんな力の入っていない食事ほど、たまに食べると感動するのだ。
ある程度の味があれば、御飯も進み満足もする。
重要なのは、お腹を満たしてあげたいという、愛情だと今日は実感した。
私事ですが、今日は30回目の誕生日。
実家で誕生会は、あまりやったことがないが、
数少ない誕生会でのお決まりのメニューがあった。
パスタサラダが相変わらず山盛りで、
チューリップのから揚げ(最近、見ないよね、でも、昔はパーティーメニューの定番だった気がする)
フライドポテトは冷凍のうにうにしたやつ。
フルーツポンチは、カットフルーツが三ツ矢サイダーにつかってて、
あまり炭酸飲料を飲ませてもらえなかったので、この日ばかりは大喜び。
手作りのショートケーキは、卵の風味いっぱいで、いかにも家庭の味だった。
なんと言っても、一番のお気に入りは“中華ちまき”
笹の葉なんて使ってないけど、アルミホイルで包んであって、熱々の蒸したてを、
はぐはぐ言いながら、食べる。
時たま、サチコが残した肉がまわって来てちょっとラッキー。
誕生日の前日になると、母が台所でケーキを焼いたり、ちまきの餅米を水に浸すなど、
前日の仕込みで忙しくなったのを覚えている。
で、気の合うお友達を招待し、この日ばかりは、私が主役と御満悦。
レシピ〜【中華ちまき】
《材料》2〜6人分
・もち米 3カップ
→(洗って10時間以上水に浸す)
・豚もも肉(ブロック) 200g
・醤油 少々
・筍水煮 100g
・人参・生椎茸 各50g
・サラダ油 大さじ2
(調味料A)
・鶏ガラスープ 1カップ半
・醤油 大さじ3
・酒 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・ラード 大さじ2
《作り方》
1. もち米をザルにあけて水を切っておく。
2. 豚肉は5㎜角に切り、酒と醤油で下味をして、筍、人参、椎茸も5㎜角に。
3. フライパンにサラダ油を熱して、肉→その他の野菜の順で炒め、油が全体に
まわったら、調味料Aを加え、3分程煮てアクをとっておく。
4. 鍋にラードをひき、もち米を炒める。(中火より弱火で、全体に油がまわって、
表面に透明感でるくらい。)
5. ③の材料を加え、汁気が無くなるくらいまで、煮る。
6. アルミホイルを15㎝角ぐらいに切って、二枚重ねにした上に、⑤の具材を大さじ3程度
乗せ、アルミホイルを半分に畳むようにし、三方を2回折って、包む。
7. 沸騰した蒸し器に、⑥を入れ、中火で30分蒸す。
【一口メモ】
具材に、栗の甘露煮なりグリーンピースなりを加えてもGood。
戻した干しえび大さじ3程加えると風味がまします。
我が家では、生野菜をたんまり食べる。
朝、昼、晩。和、洋、中。いつでも山盛りの生野菜。
ホントは肉や魚が大好きなくせに、お腹一杯食べても太らないというところで、
“野菜は体にいい”と、母は野菜を崇拝していた。
(姉の幸子も肉食べないし…)
“お母さん、お腹減った”と一言いうと、
“困ったわねえ”なんて、たいして困ってもいない癖に、
きゅうり一本と味噌とか、人参一本とか、セロリ一本にマヨネーズ。。。
おやつ替わりにも生野菜が出て来る。
それらを草食動物のように頬張りながら、夕飯の仕度で台所に立つ母の後ろを、
獲物を狙う肉食獣のように、うろうろ徘徊していた。
サラダと言っても、生で食べられる野菜をちぎったり、ざくざく切ったりして
我が家で特大クラスの大皿に盛ってあるだけだ。
ドレッシングは、何種類か常備されているが、
私達兄妹は、粉チーズにブラックペッパー、乾燥バジル、
オリーヴオイル、バルサミコやワインビネガーetc.…を適当にかけて、
混ぜながら食べるのが常であった。
躾とか、協調とか言う言葉には縁遠い風間家は
家族一同、席についてみんなで仲良く“いただきます”なんて、言った試しが無い。
チョット出遅れると、自分の取り分が減るので必死だ。
とりあえずサラダから手を付けて、サラダに満足したら、メインのおかずと御飯に入る。
食卓に出る直前まで、冷蔵庫で冷やされていた野菜達は、
みずみずしく、シャキシャキで美味しかった。
レシピ〜【風間家のドレッシング】
【イタリアンっぽいドレッシング】…常識の範囲で2人分
エクストラバージンオリーヴオイル 大さじ3
白ワインビネガー 大さじ1.5
パルメザンチーズ(粉) 大さじ1※
乾燥バジル 小さじ1※
塩 少々
ブラックペッパー 好きなだけ※
※…お好みで増量可
《一口メモ》
チーズの塩気とビネガーの酸味が美味しい。トマト、レタス、ハーブ系の洋野菜にマッチ。
アンチョビやオリーヴ、ゆで卵をトッピングすると、ちょっと豪華。
(もちろん、ハムとかソフトサラミもあり)
ステップアップさせて、アンチョビ、オリーヴ、ケッパーなんかをみじん切りにして
まぜこんでやるのもGood!!
【和野菜に合うドレッシング】…常識の範囲で2人分
エクストラヴァージンオイル 大さじ3
醤油 大さじ1/2
レモン汁 大さじ2
すり胡麻(白でも黒でも) 大さじ1※
パルメザンチーズ(粉) 大さじ1※
乾燥バジル 小さじ1※
ブラックペッパー 好きなだけ※
※…お好みで増量可
《一口メモ》
千切り大根、ちぎったキャベツ、薄切りのかぶ、短冊切りの白菜なんかを食べる時に。
もちろん、レタスやキュウリにも。
トッピングは、私はツナがいい。かつお節もあり♡
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆ 酸っぱ好きの我が家では、ドレッシングに基本的に甘味が無い。 ◆
◆ パルメザンチーズ、バジル、すり胡麻はあればという感じ。 ◆
◆ 美味しいかどうかは、好みの範疇かな。。(なんて、適当な) ◆
◆ 良く混ぜて食べましょう!! ◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
縁縁のパンメニュー。
実は、風間家の朝食が素。
我が父は朝パン派。自ら食べたいパンを買って来る。
ほとんど毎晩、帰宅途中の父から「明日のパンある?」
という電話がかかって来る。
どこそこの美味しいパンも良いけれど、やはり、母の手がかかったパンメニューが私は好きだった。
朝食のパンメニューで、私のベスト3が、
・フレンチトースト
・ホットドッグ
・エッグマフィン
フレンチトーストは、古くなった食パンで、
中までしっかり卵がしみわたり、
こんがり熱々なやつにたっぷりはちみつをかけて。
ホットドックはどこで食べるのよりも美味しい。
焼き立てパンに、シャキシャキのキャベツ。
普段は買わない、長ーーーいソーセージ。
ケチャップ、マスタードはモリモリで。
絶妙だね。
一気に2〜3本は食べてた。
エッグマフィンは、母がどこで覚えて来たのか、
ちょっと小洒落ていて、パントおかずが同じプレートに収まっている。
卵のあまりかき混ぜない加減が美味しい。
卵をパンに挟んで、がっつり頂く。
どれにも必ずついて来るのがモリモリのサラダ。
ドレッシングはなし。
ビネガーと、オリーブオイル、塩、ブラックペッパー。
あとは、アンチョビにドライバジルなんかのっけちゃって。
家の造りも、家具もちっともお洒落じゃ無いのに、いやにお洒落な我が家の朝食。
enyenフリークにこの3種類は是非、食べて頂きたい。
以前のインドカレーのはまった典型的B型の兄は、そこから、各国料理にはまり
色々と多国籍の料理本を買いあさり、食べあさりし始める。
タイカレーもその一つ。
兄の御用達はもっぱら、
カルディ コーヒーファームという輸入食材店。
タイカレーのブランドはタイの台所。
(実は、私は外でグリーンカレーを食べたことが殆ど無い。)
私がはじめて、グリーンカレーを口にしたのは高校生の頃。
実は、当初は全く食べられなかった。辛いし、嫌いな茄子とピーマンはいるし。
お菓子として食べるはずのココナッツの香りに違和感を覚え、
でも、“章子(私)は味覚が子供だから”とバカにされるのが悔しくて、無理矢理食べた。
なのに、いつの頃からか、その香りに食欲をそそられるようになっていた。
我が家のグリーンカレーの中身は、鶏肉、ふくろたけ(しめじのときもある)、オクラ、ピーマン、茄子、筍。
結構、ボリューム満点。
母、兄、姉、私の4人は、“辛い、旨い、辛い、旨い”と呪文の様に繰り返しながら、ガツガツ食らう。
“お母さん、御飯お替わり”といつもの2倍の量。もちろんタイ米。
しかし、タイカレーに注意しなければならないことがあった。
消化器系の弱い風間家は、その後、胃腸をやられるハメになる。(基本的に食べ過ぎなんだけど)
タイカレーは、みんなの体調が良い時に食べること。という掟が暗黙の内にある。
本日はお店と食材に関する御紹介。
まずは、無料のコーヒーを飲みながら買い物ができちゃう。
各種スパイス、エスニックフード、パスタやチーズまで、輸入食材が安値で入手可能。
以前は週に何回も通ってました。
【カルディ コーヒーファーム】
レシピがわかりやすくって、誰でも気軽にタイ気分。結構、有名だけど参考までに
【タイの台所】
おまけで、レトルトでちょっとマイナーだけど美味しかったから
ACCO☆のオススメは“タイカレー蟹と卵”
【ヤマモリ株式会社】
因にお店のグリーンカレーのペーストは、新大久保のアジアンスーパーにて本場のものを購入。
カメラマンのフケキヨミさんとの合作。
最近、八百屋やスーパーなどで青梅が売り出されているのが目につく。
その甘い香りを嗅ぐと、決まって思い出されるのが、母の梅干し。
質の良い南高梅と大量の粗塩を買って来て、風呂場で梅干しを漬ける準備が始まる。近所でもチョット有名で、“自宅で実った梅で是非…”なんて、近所の人が毋に届けに来る。
梅によって、熟れ具合いや漬ける重しの重量などが違う為、漬け込む瓶を増やさなければならない。
普段は、数字に弱い母が、今年の梅はどうとか、去年はあれが悪かったなどぶつくさ言いつつ、梅の重さと塩加減、重しの重量を計算して漬け瓶に漬けていく。
最初に出て来た水分は捨て、次に上がって来た水分は、梅酢となって、ドッレッシングや、野菜の浅漬けに利用される。
梅雨があける頃、ベランダを占拠している父の植木の隙間をフルに使って、まさに、“梅干し”が始まる。我が家の梅干しは、赤じそを使わないので、最初は少し黄色っぽい。
一個一個、箸で並べ、たまに返し…それを日々繰り返すうちに、赤くなっていくから不思議だ。
少し化学的に言うと、酸がアルカリに変わって変色するらしいのだが、細かい、化学式はよくわからない。いい加減なことを良く口走る母に、黄色いうちは青酸カリがあるから、食べられないと説明されたが、真実は不明。
数日干して、梅が乾燥してくると保存。食べられるのは数カ月先になる。私達は、母が“よし”と言うまで唾を飲み込み、残り僅かになった去年の梅干しを大事に食べるのだ。
レシピ〜【イワシの梅干し煮】
《材料》2人分
・鰯 小さめ4尾
・梅干し 2個
・生姜 親指の3倍位のサイズ
・酒 100cc
・みりん 大さじ2
・薄口醤油 大さじ3
・水
《作り方》
1.鰯は、包丁で軽くウロコを落として、頭を落として、ハラワタを取り除く。
2.生姜は薄切りにしておく。
3.鰯が並んで入る位の鍋に(ジャストサイズがベスト)生姜以下の調味料を加え、一煮立ちさせる。
4.鍋に梅干しと鰯を寝かせ、落とし蓋(なければ、キッチンペーパー、アルミホイルで代用)をし、
静かに沸騰する位の火加減で、10分煮る。
5.10分後、煮汁の味を見て、薄ければもう少しひにかける。ちょうど良い味で火を止める。
6.皿に盛ってできあがり。
《一口メモ》
梅と生姜には、食欲増進の効果があります。これから夏にかけて、夏バテ防止の1品。
鯖や、さんま、鰺でも美味しいです。
風間家では、木耳や干しえび、干しホタテの貝柱が底をついてくる頃、
大体、月に二回程中華街へ赴く。
干しえびとホタテは冷凍庫、木耳は大きな缶に常にストックされ、乾物は風間家の食の名脇役でその消費量はかなりのものだ。
食材が欲しい母と、外食好きの父の意見がマッチして、そんな日曜は朝から家の中が慌ただしい。
珍しく、父のしきりで、駐車場が混まない昼前めがけて、この日ばかりは早起きをし朝食を抜いて、
ドタバタと父の愛車に乗り込む。
朝起きれなかった人は、そこでリタイア。有無も言わさずに置いていかれてしまう。
中華街に到着するころ決まって出て来る父の台詞“ここまで30分でついた”
母は“そうね、早かったわね”と毎回繰り返す。
到着すると、父のお気に入りの店でまずは食事となるのだが、何件か行きつけの店があり、
それらは、決まってどこにでもあるような、普通の中華料理屋さんである。
私達兄妹は、“わざわざ中華街まで来てこの店!?”と常々思っているのだが、
父の機嫌を損ねると面倒なので口には出さない。
父は“旨い、旨い”と連呼しながら、くちゃくちゃと食べるのだ。
喫煙、飲酒をしない風間家では、スローフードとは程遠いスピードで食事をし、
食べ終わるとすぐに店を出て、解散。
集合は30分後、皆それぞれに自分の欲する方向へ。
買うものと店は毎回決まっている。
乾物は安くて物が良いこの店、肉マンはここが美味しい。お菓子はこの店が種類が豊富。
お茶は同じものでも、ここが一番安い。
他、焼豚、ラーメンなどなど…
もうちょっとゆっくりまわりたいな。と後ろ髪をひかれつつも、
集合時間に遅れると父がうるさいので(流石、旅行代理店勤務!!)
みんな集合時間前に集まり、駐車料金を気にする父を先頭に車へ乗り込み帰宅。
中華街滞在時間、僅か2時間。
帰宅後は購入した食材をしまい、中国茶をすすりながら月餅やココナッツ餅などの中華菓子を
分け合って食べる。
その瞬間の我が家の面々はいつに無く仲が良く見えるのだ。
レシピ〜【干しえびとキクラゲの中華炒め】
《材料》2人分
・干しえび------------大さじ1 →50ccの水で戻しておく
・木耳---------------小さじ山盛り1→多めの水で戻しておく
・卵----------------1個(よーく溶いておく)
・生姜のみじん切り------小指の先程度
・長ネギ-------------10cm位(斜めに薄切り)
・サラダ油------------大さじ2
(調味料)合わせておくと便利
・酒-----------------大さじ1
・干しえびの戻し汁-------大さじ2
・鶏ガラスープの素-------小さじ1/2
・塩、胡椒-------------少々
《作り方》
1. テフロン加工のフライパンにサラダ油と生姜のみじん切りを入れて弱火で火にかける。
2. 生姜がパチパチいってきたら、長ネギと干しえび、木耳を加え、強火で炒める。
3. 全体に油がまわったえら、調味料を加えて強火のまま、お酒のアルコールを飛ばす。
4. 火を弱めて汁の所をちょこっと味見して、塩加減を見る。足りなければ塩を少しずつ足す。
5. 味が決まったら、火を強めて、卵を一気に加えて一気に混ぜる。
6. お皿に盛ったら出来上がり。
《ポイント》
おかずが足りない時の、ACCO☆の間に合わせメニュー。
野菜炒めのグレードアップバージョン。冷蔵庫の残り野菜(ニラ、きのこ、白菜等)でも美味しいです。(材料が増えたら、味も増やしてあげて下さい。)
ポイントは味を見る時は、どんなメニューでも火を弱めること。
やけども恐いし、水分が飛んでどんどん味が変わってしまいます。
小学校の頃の土曜日の昼御飯で、まっ先に思い出されるのがワンタン。
学校から帰って、家の門にさしかかると“今日はワンタンだ!!”と、嬉しくなるスープの匂いが漂って来る。母は体の弱い姉に体力をつける為、鶏ガラでスープをとるのだ。
(姉はその頃は肉を食べていた。)
ラーメンの時は、スープが付いて来るので、鶏ガラスープは必要無いらしい。一度、ラーメンの時に鶏ガラを使って、“くどい”と兄に言われていたのを覚えている。
今思うと、ワンタンも、ワンタンスープの素を使っていたので、似たようなもんなんだけど。
材料はいたってシンプル。
鶏ガラにネギ、生姜、ニンニクそれぐらいだったと思う。
弱火でぐつぐつ煮て、丁寧にアクをとっている母の姿を思い出す。
そんな母を見ながら、ワンタンの皮のまん中に豚ひき肉を小さくのせ、三角によつ折に包む。
ワンタンを茹でている間に、ラーメンどんぶりに、スープの素と、生のレタス、カイワレを入れて、
スープを流し込む。
欲張って、生野菜を多く入れ過ぎると、スープがぬるったるくなるので注意。
そして、茹で上がったワンタンを良く湯を切って兄妹に均等に加える。この時、1個でも数を間違えると、兄妹喧嘩の引き金になるので、母としては、アク取りの次に、緊張する場面だ。
桃屋のメンマも忘れずに。
最後に、残った鶏ガラは、僅かな鶏肉と軟骨が愛犬チャムへのごちそうになる。
最近のお客様の中では、縁縁をカレー屋さんと思っている方がいる様だ。
先日も、お客様が入って来るなり、“今日のカレーは何ですか?”と尋ねられました(^^;
いっそのこと、Grelly Curry Barなんてのもいいかなぁなんて…
我が家で最初にルーを使わないカレーが登場したのは、
兄が高校生の時に、外苑前の当時ちょっと名の知れたカレー屋でバイトをしてからだ。
その頃から、クミンシードやらガラムマサラなどのスパイスが我が家の調味料へと加わったのだ。
凝り性の彼は、当時入手しにくかった輸入食材を探しまわって、バイト先で聞き覚えた調理法を再現し、家族に披露した。
基本は、クミンシードは最初に油を引いた鍋で、弱火でゆっくりと香りを引き出す。
玉葱はこれでもかって位に、良ーく炒める。
ガラムマサラは最後の香り付け。
今思えば、当たり前のことなんだけど、当時(中学生)の私にはとても新鮮だった。
そこから広がる、種類豊富なカレー。レンズ豆のカレー、ほうれん草とチキンのカレー、野菜カレー。おまけにタンドリーチキンもついてくる。
そんな兄のカレーに影響を受けて、今の縁縁カレーなんかが存在する。
兄はその後、タイカレー、にはまって行く。(つづく)
ニンニク嫌いの父がいない日は餃子。
こちらは二種類。
普通の餃子と、肉嫌いの姉専用、マグロ餃子。
ネギトロのマグロ使ってるから、贅沢なんだよ。
野菜はみじん切りでも、細かすぎると水がたくさん出て美味しくないので、触感が残る位の粗めのみじん切りで。母方の祖母が作った餃子は、細かすぎて、兄妹から非難轟々だった。
こちらも、母が作ったタネを兄妹で包んで、母が焼く。
焼き加減が悪いと、大ブーイング。
食べる時は、最初に数を決められても、食べている内に忘れちゃって、大皿の餃子を前に、戦争だったよ。食ったもん勝ち。
餃子の皮の袋の裏に載っているレシピで結構美味しく作れちゃう。今でもそれを見て作ってますけど。
肉の変わりにマグロだったり、ニラの変わりに大葉だったり、タンパク質とタンパク質、香りの強い野菜と香りの強い野菜ってな感じで、変えてあげると、変わった餃子ができるかも。
でも、ニラと同じ分量の大葉を入れると入れ過ぎです。程々に。
我が家は6人家族で
祖父(老齢のため、硬いものは食べられない)
父(食にうるさく、味覚調整された味が好き)
兄(食にうるさく、新しい物好き)
姉(虚弱で、肉を一切食べない)
毋(何でも良く食べる)
私
みんなよく食う。
相撲部屋かという位の料理を母はみんなの好みに合わせて料理を作ってくれる。
例えばコロッケ。
必ず、三種類位の味があり、ひき肉入り、蟹肉入り、ツナとゆで卵入り、などなど…
兄妹と毋とで流れ作業で丸めて衣を付けて揚げていく。大皿に、山盛り二皿。
揚げ立てのコロッケをつまみ食いしながら、料理の楽しさを覚え、
コロッケは、茹でたイモに好きな具を加えれば、色んな味が楽しめるんだと知った。
カレー粉入れても、マヨネーズ入れても、ケチャップ入れてもいい。
椎茸と干しえびで中華風だったり。
料理の基本を知れば、料理は楽しくなるし、美味しくなる。