June 2004 Archives

縁縁のパンメニュー。

実は、風間家の朝食が素。

我が父は朝パン派。自ら食べたいパンを買って来る。
ほとんど毎晩、帰宅途中の父から「明日のパンある?」
という電話がかかって来る。

どこそこの美味しいパンも良いけれど、やはり、母の手がかかったパンメニューが私は好きだった。

朝食のパンメニューで、私のベスト3が、
・フレンチトースト
・ホットドッグ
・エッグマフィン

フレンチトーストは、古くなった食パンで、
中までしっかり卵がしみわたり、
こんがり熱々なやつにたっぷりはちみつをかけて。

ホットドックはどこで食べるのよりも美味しい。
焼き立てパンに、シャキシャキのキャベツ。
普段は買わない、長ーーーいソーセージ。
ケチャップ、マスタードはモリモリで。
絶妙だね。
一気に2〜3本は食べてた。

エッグマフィンは、母がどこで覚えて来たのか、
ちょっと小洒落ていて、パントおかずが同じプレートに収まっている。
卵のあまりかき混ぜない加減が美味しい。
卵をパンに挟んで、がっつり頂く。

どれにも必ずついて来るのがモリモリのサラダ。
ドレッシングはなし。
ビネガーと、オリーブオイル、塩、ブラックペッパー。
あとは、アンチョビにドライバジルなんかのっけちゃって。

家の造りも、家具もちっともお洒落じゃ無いのに、いやにお洒落な我が家の朝食。

enyenフリークにこの3種類は是非、食べて頂きたい。

以前のインドカレーのはまった典型的B型の兄は、そこから、各国料理にはまり
色々と多国籍の料理本を買いあさり、食べあさりし始める。

タイカレーもその一つ。
兄の御用達はもっぱら、
カルディ コーヒーファームという輸入食材店。
タイカレーのブランドはタイの台所。

(実は、私は外でグリーンカレーを食べたことが殆ど無い。)

私がはじめて、グリーンカレーを口にしたのは高校生の頃。
実は、当初は全く食べられなかった。辛いし、嫌いな茄子とピーマンはいるし。
お菓子として食べるはずのココナッツの香りに違和感を覚え、
でも、"章子(私)は味覚が子供だから"とバカにされるのが悔しくて、無理矢理食べた。
なのに、いつの頃からか、その香りに食欲をそそられるようになっていた。

我が家のグリーンカレーの中身は、鶏肉、ふくろたけ(しめじのときもある)、オクラ、ピーマン、茄子、筍。
結構、ボリューム満点。
母、兄、姉、私の4人は、"辛い、旨い、辛い、旨い"と呪文の様に繰り返しながら、ガツガツ食らう。
"お母さん、御飯お替わり"といつもの2倍の量。もちろんタイ米。

しかし、タイカレーに注意しなければならないことがあった。
消化器系の弱い風間家は、その後、胃腸をやられるハメになる。(基本的に食べ過ぎなんだけど)

タイカレーは、みんなの体調が良い時に食べること。という掟が暗黙の内にある。

本日はお店と食材に関する御紹介。

まずは、無料のコーヒーを飲みながら買い物ができちゃう。
各種スパイス、エスニックフード、パスタやチーズまで、輸入食材が安値で入手可能。
以前は週に何回も通ってました。
【カルディ コーヒーファーム】

レシピがわかりやすくって、誰でも気軽にタイ気分。結構、有名だけど参考までに
【タイの台所】

おまけで、レトルトでちょっとマイナーだけど美味しかったから
ACCO☆のオススメは"タイカレー蟹と卵"
【ヤマモリ株式会社】

因にお店のグリーンカレーのペーストは、新大久保のアジアンスーパーにて本場のものを購入。
カメラマンのフケキヨミさんとの合作。

最近、八百屋やスーパーなどでちょっと熟した梅が売り出されているのが目につく。
その甘い香りを嗅ぐと、決まって思い出されるのが、母の梅干し。

質の良い南高梅と大量の粗塩を買って来て、風呂場で梅干しを漬ける準備が始まる。近所でもチョット有名で、"自宅で実った梅で是非..."なんて、近所の人が毋に届けに来る。
梅によって、熟れ具合いや漬ける重しの重量などが違う為、漬け込む瓶を増やさなければならない。

普段は、数字に弱い母が、今年の梅はどうとか、去年はあれが悪かったなどぶつくさ言いつつ、梅の重さと塩加減、重しの重量を計算して漬け瓶に漬けていく。
最初に出て来た水分は捨て、次に上がって来た水分は、梅酢となって、ドッレッシングや、野菜の浅漬けに利用される。

梅雨があける頃、ベランダを占拠している父の植木の隙間をフルに使って、まさに、"梅干し"が始まる。我が家の梅干しは、赤じそを使わないので、最初は少し黄色っぽい。
一個一個、箸で並べ、たまに返し...それを日々繰り返すうちに、赤くなっていくから不思議だ。
少し化学的に言うと、酸がアルカリに変わって変色するらしいのだが、細かい、化学式はよくわからない。いい加減なことを良く口走る母に、黄色いうちは青酸カリがあるから、食べられないと説明されたが、真実は不明。

数日干して、梅が乾燥してくると保存。食べられるのは数カ月先になる。私達は、母が"よし"と言うまで唾を飲み込み、残り僅かになった去年の梅干しを大事に食べるのだ。

レシピ〜【イワシの梅干し煮】

風間家では、木耳や干しえび、干しホタテの貝柱が底をついてくる頃、
大体、月に二回程中華街へ赴く。
干しえびとホタテは冷凍庫、木耳は大きな缶に常にストックされ、乾物は風間家の食の名脇役でその消費量はかなりのものだ。

食材が欲しい母と、外食好きの父の意見がマッチして、そんな日曜は朝から家の中が慌ただしい。
珍しく、父のしきりで、駐車場が混まない昼前めがけて、この日ばかりは早起きをし朝食を抜いて、
ドタバタと父の愛車に乗り込む。
朝起きれなかった人は、そこでリタイア。有無も言わさずに置いていかれてしまう。

中華街に到着するころ決まって出て来る父の台詞"ここまで30分でついた"
母は"そうね、早かったわね"と毎回繰り返す。

到着すると、父のお気に入りの店でまずは食事となるのだが、何件か行きつけの店があり、
それらは、決まってどこにでもあるような、普通の中華料理屋さんである。
私達兄妹は、"わざわざ中華街まで来てこの店!?"と常々思っているのだが、
父の機嫌を損ねると面倒なので口には出さない。
父は"旨い、旨い"と連呼しながら、くちゃくちゃと食べるのだ。

喫煙、飲酒をしない風間家では、スローフードとは程遠いスピードで食事をし、
食べ終わるとすぐに店を出て、解散。
集合は30分後、皆それぞれに自分の欲する方向へ。

買うものと店は毎回決まっている。
乾物は安くて物が良いこの店、肉マンはここが美味しい。お菓子はこの店が種類が豊富。
お茶は同じものでも、ここが一番安い。
他、焼豚、ラーメンなどなど...

もうちょっとゆっくりまわりたいな。と後ろ髪をひかれつつも、
集合時間に遅れると父がうるさいので(流石、旅行代理店勤務!!)
みんな集合時間前に集まり、駐車料金を気にする父を先頭に車へ乗り込み帰宅。
中華街滞在時間、僅か2時間。

帰宅後は購入した食材をしまい、中国茶をすすりながら月餅やココナッツ餅などの中華菓子を
分け合って食べる。
その瞬間の我が家の面々はいつに無く仲が良く見えるのだ。

レシピ〜【干しえびとキクラゲの中華炒め】

小学校の頃の土曜日の昼御飯で、まっ先に思い出されるのがワンタン。

学校から帰って、家の門にさしかかると"今日はワンタンだ!!"と、嬉しくなるスープの匂いが漂って来る。母は体の弱い姉に体力をつける為、鶏ガラでスープをとるのだ。
(姉はその頃は肉を食べていた。)
ラーメンの時は、スープが付いて来るので、鶏ガラスープは必要無いらしい。一度、ラーメンの時に鶏ガラを使って、"くどい"と兄に言われていたのを覚えている。
今思うと、ワンタンも、ワンタンスープの素を使っていたので、似たようなもんなんだけど。

材料はいたってシンプル。
鶏ガラにネギ、生姜、ニンニクそれぐらいだったと思う。

弱火でぐつぐつ煮て、丁寧にアクをとっている母の姿を思い出す。

そんな母を見ながら、ワンタンの皮のまん中に豚ひき肉を小さくのせ、三角によつ折に包む。
ワンタンを茹でている間に、ラーメンどんぶりに、スープの素と、生のレタス、カイワレを入れて、
スープを流し込む。
欲張って、生野菜を多く入れ過ぎると、スープがぬるったるくなるので注意。

そして、茹で上がったワンタンを良く湯を切って兄妹に均等に加える。この時、1個でも数を間違えると、兄妹喧嘩の引き金になるので、母としては、アク取りの次に、緊張する場面だ。
桃屋のメンマも忘れずに。

最後に、残った鶏ガラは、僅かな鶏肉と軟骨が愛犬チャムへのごちそうになる。

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